2016年4月12日火曜日

初心者エアコン取り付けDIY 道具編

エアコンの取付は初心者でもできなくはない。
ホームセンターやネットに取り付け用の部材が販売されているので一通り書いていこうと思う。

準備するもの(道具)

トルクレンチ
真空ポンプ一式
モンキーレンチ
水準器
六角レンチ4mm
カッター
ペンチ
ドライバー
ホールソー(注)
ピンチオフプライヤー(注)

トルクレンチは中と外の機械をつなぐパイプをつなぐときに必要。ゆるすぎたりきつすぎたりするとガスが漏れる。その為決まった力で締めることができるトルクレンチが必要となる。ただのレンチでも固定はできるがガス漏れの原因は大概つなぎ目の締めすぎや加工の失敗である。
ヤフオクなどでレンタルしている。

真空ポンプは配管内部を真空するために使う。要は水分や余分なものを無いようにするため使用する。
現在の冷媒(ガス)はR32という単一冷媒なので真空ポンプなしのガスパージ、つまり真空引きなしでガスをエアコンから配管内に出して配管内の空気を追い出す、という方法でも問題ないかと思われるが配管のガス漏れがチェックできないという点からおすすめはしない。また、違法であるようなことが言われているが私の知る限り施工時のエアパージに違法性はない。ただメーカーは真空引きを推奨している。
ヤフオクなどでレンタルしている。


モンキーレンチはトルクレンチとセットで使う。モンキーで一方を固定し、もう一方をトルクレンチで締める。

水準器は室内機の水平を確認するために使う。室内機からは冷房時水がでるので傾きがおかしいと水漏れの原因となる。天井と平行にすれば良いのでは?と思われるかもしれないが天井が水平とは限らない。わずかながら傾いていることがある(手抜き工事の住宅じゃなくても)。

六角レンチは室外機よりガスを出す際に使用する。開閉の弁が六角レンチ4mm。

カッターは電線を加工するときに使う。業者であれば電工ナイフやワイヤーストリッパーを使うが業者じゃなければこれで十分。

ペンチは主に電線を切断するときに使う。切断機能が付いているものを選ぼう。エアコン工事他日常生活においても1本あれば色々役に立つ。つかんだり引っ張ったりまわしたり便利なツール。

ドライバーは室内機の固定、部品の取り付け取り外しに使う。ホームセンターにある+-セットのもので良いだろう。


ホールソー(注意!!)
新規で穴を開ける際はホールソーという穴を開ける道具が必要だが開ける場所によっては家の構造に影響が出る(主要な柱に穴を開けるなど)可能性があるのでDIYではおすすめしない。
穴がないところにDIYで取り付けする場合窓パネルの使用をおすすめする。

ピンチオフプライヤー
強制冷房運転、つまり動作できないエアコンの取り外しの際に使う。ガスが出ないよう密封しつつ配管を切断させる道具。フロンガスをむやみに大気中に放出しないようにするため前のエアコンの取り外しがある際に必要となる。


部材編につづく

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