2015年3月13日金曜日

リモコンが効かない

我が家の日立のテレビのリモコンがBSとCSボタンだけ効かなくなってしまった。

 分解の方法をググり、バラバラに。リモコンの外装はネジを使わずプラモデルのように組み立てられているので、自動車で使う内張り剥がしがあると楽。爪で隙間を開け内張り剥がしを差し込む。あとはそれを広げていくだけ。
 
基板をみるとよく押すボタンのところに何か汚れが。このよごれが通電不良をおこし、ボタンが効かなくなっているようだ。汚れの原因はおそらくリモコンのボタンのゴム素材だと思われる。
リモコンはボタンを押すとボタン裏の素材と基板が接触、通電し信号が出るような構造なっていると思われるが、ゴム素材が基板表面汚れとして付着し、ボタン裏の素材と基板の間を絶縁してしまっている。よって、汚れを拭き取るだけで直ると判断した。
 汚れをティッシュで拭き取ったら見事に復活。本来ならデリケートな基板をティッシュで拭くなんてあり得ないが、今回は基板表面を破損することもなく無事だった。

 リモコンが効かなくなるトラブルはよくあることで、外部由来の汚れが原因だと思っていたが、リモコン自体に原因があるとは思わなかった。
価格の下落が続く家電製品であまりコストをかけられないだろうとはいえ、自分自身から出る汚れで動かなくなるのはなんとかしてもらいたい。

追記
半年後症状が再発。あまり使用していないにもかかわらず基板が汚れていた。同じ手順で治ったが、よく押すボタンは他のボタンより劣化しているのだろう。ボタンの素材内部より絶縁性の液体が出やすくなっていると思われる。

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