2015年3月5日木曜日

浴室換気扇の交換

サーキュレーターの修理で思い出したのが浴室の換気扇。

取り付けしてから30年近くなるはずなので有無を言わさず交換。
 今回購入したのは三菱V-13BS6。購入の際は枠の寸法とスイッチの方式(壁のスイッチorひもスイッチ)と電源の方式(電源直結orコンセント)を確認すればOK。
換気扇は規格が変わっていないのでこんな古い換気扇でも必要な作業はネジの取り外し4カ所のみ。気をつけなければならないのはさびたネジの取り扱いぐらい。電源直結タイプは誰でもできそうな作業とは言え電気工事士の免許必須なので注意。排気ダクトの隣りに防雨コンセントがついているようなお宅はコンセントで電源がとれるので資格なしで取り付けできます。

 同時に、排気ダクトも交換しようと考えていたが計測したところどうも長さが合わない。どうやら、換気扇よりも一回り大きい規格のダクトがつけられているようだ。30年前の話だから業者がめんどくさがってありものの部材ですませたのかもしれない。
排気ダクトの規格が違うと困るのは吸気ができないこと。というのも、浴室換気扇には吸気用の弁が付いていて、これを開けると外の空気を取り入れると同時に排気ができ、浴室だけで空気の循環が成立するのだ。専用のダクトには排気と吸気が別々になるような仕切り板がある。だが今付いている物にはついていない。
そうすると排気した空気を再び吸気してしまい、換気扇の意味が無くなってしまう。吸気弁を閉めると吸気ができなくなり、浴室内が負圧になる。結果、浴室以外の空間(脱衣所など)から空気が流れてくる。すきま風の原因をつくることになるのだ。
我が家は旧来の日本家屋で、元々風通しが良いので吸気弁を閉めることでよしとしたが、最近の住宅であればこうはいかないだろう。

 今回は運良くさびたネジもまわり無事交換完了。音も静かだし消費電力も10Wほど低下。
古い換気扇から新しい換気扇になったことで浴室の印象も明るくなって良い事ずくめだ。
地味で忘れがちな換気扇だが、古い物からの交換は費用対効果は大きい。

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