電源をつけてみると、スパナのマークが点灯している。点検しろということだろう。
中を分解してみるとなにやらコーヒーのカスがこびりついて固まっている。中洗ってる?と聞いたところ分からないから洗っていないとの返答。わからないってなぁ…、ま、確かに年寄りが分解して清掃するには少々わずらわしい構造ではある。
すべてのパーツを清掃し動作テスト。無事動いた。原因はやはり汚れなのだが、計量器の固着が1番の問題だろう。
コーヒーの計量をする際、1部だけ穴が開いた円状の部品が回転し、ボタンで選択した分のコーヒー粉が落ちる仕組みになっている。この穴にコーヒー粉が付着し、湿気かあるいは本体からでる湯気で固まったのだろう。あるいは、祖母が間違えて水洗いしてそのままコーヒー粉をいれてしまったのかもしれない。それでコーヒー粉がセメントのように固まり、本来回転するべき部品が回転していなかったのだ。
回転させ開けて洗えるようになっているが、機械に弱い老人が開けて洗うだろうか。いや、開けない。
祖母にメンテの方法と洗った後乾燥するまで待つように伝えて終了。しかし、固着した原因が使用方法の誤りでないとすればまた同じことになるだろう。構造からいっても湿気を遮断するほど気密性はよくなさそうだから、短い期間でのメンテは必須だと感じた。「インスタントをおいしくするマシーン」ではあっても、「めんどくさいからインスタントを自動で入れてくれるマシーン」ではないなあ。洗うのめんどくさいし。ものぐさな自分は「カップに粉を直接入れたほうが早いだろ!」って思ってしまう。
お爺ちゃんお婆ちゃんにプレゼントするなら断然迷わずドルチェ グストの方!
なんたってメンテ不要!(必要だけどしなくても動かなくなることはない)これが1番大きい。
カプセル型のコーヒーマシンは「カプセル高いけどおいしくて後片付け楽チンマシーン」なのだ。
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