2015年4月8日水曜日

LED照明は蛍光灯よりも明い

 最近は家電量販店に行っても蛍光灯のシーリングが置いていない。
照明を交換しようと思ってもLEDしか置いていないのだ。スペックを見てみると明るさ(ルーメン)が蛍光灯よりも低い。こんなんじゃ話にならないなと思っていた。

  物は試し、ということで明るさよりも消費電力が気になる部屋にLEDシーリングをつけてみた。するとどうだろう。スペック的には上回っているはずの蛍光灯より明るいのである。照明の適応畳数より大きな部屋に付けたのにもかかわらずだ。

 予想外の結果だが、冷静に考えてみたら当然の結果なのだ。
1、蛍光灯の長期間使用による劣化
2、ルーメン表記は異なる光源ではあまり参考にならない
今まではこの2点を考慮していなかったからだ。

1について。
通常蛍光灯は切れるまで使い続けてしまいがちだが、本来寿命というのは7割程度光量が落ちた段階を示す。その為、計画的に蛍光管の入れ替えをしないと本来の明るさの7割とか6割程度の光量で使用してしまっている状態になる。

2について。
蛍光灯は輪の様になっていて、360度全ての方向に光を出す。一方LEDは平面なのでそのような光の出し方はできない。蛍光灯の上への光は天井で全て反射されるわけではないので、この部分が無駄になっている。したがってスペック上蛍光灯が上回っていても単純に比較ができない。


 LEDはまだまだ出始めの技術で、私はメーカーがしきりに宣伝しているのは照明の単価アップを狙っているからだと思っていた。もちろん、そういう側面もあるのだろうけど、それだけではなかった。この後我が家は順にLEDへ入れ替えをし、メーカーの謳い文句通りかなりの省エネになったのだ。しかも今までより明るくなって、である。

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